2011/02/06

PENを持って京都に行こう 2日目

第1日目のレポート第2日目のレポート第3日目のレポート

以下の写真はOLYMPUS PEN マイクロ一眼 E-P1で撮影した物です。



2/4:さて、2日目。昨晩は夜が遅かったのでゆっくり目のスタート。8時に起きて、アパヴィラホテル<京都駅前>(アパホテルズ&リゾーツ)の一階のシアトルズベストで、コーヒーを購入して一服してスタート。

アパヴィラホテル 京都駅前




今日は、ベタに鹿苑寺(金閣寺)からスタート。
ホテルから車で20分程度で到着。








一突き200円の鐘。一突きさせてもらいましたがなかなかよい音でした。




鹿苑寺・舎利殿「金閣」。いつみてもキラキラです。










すくっと鳳凰が立っている








夕佳亭の南天の床柱。南天はどんなに育っても細いのだけどここで柱に使われている(掛け軸の左の柱)ものは珍しく太いので有名だそうです。
ここから眺める夕方の金閣寺が格別に美しいので夕佳亭というらしい。




さて、鹿苑寺から きぬかけの路 を歩いて庭園で有名な龍安寺へ。20分ぐらい。
「きぬかけの路」という名前が付いているので歩きやすい道かと思ったら....(平日だからかもしれないけど)結構トラックも通る、普通の道。





かの有名な龍安寺の石庭。座ってお庭を眺めていると、とても静かな気持ちになれます。
石庭にも15個の石が並べられているが、どこから眺めても一辺に15個を見ることはできない。
東洋では十五夜(満月)にあたる15という数字を「完全」を表すものとしてとらえる思想があり、15に一つ足りない14は「不完全さ」を表すとされている。また、日本には、日光東照宮の陽明門にみられるように、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想があり、建造物をわざと不完全なままにしておくことがある。
龍安寺 - Wikipedia















つくばいには「吾唯足知」(吾、唯だ、足るを知る)という禅の教えを図案化したものが描かれている。




ふすま絵。このふすま絵にはストーリーがありまして↓。なかなか凄い話です。

龍安寺 - Wikipedia
明治の廃仏毀釈により財政難に陥り、1895年に手放すこととなった襖絵のうち6面が2010年10月に当寺に戻る事となった。東本願寺に売却後、個人の手に渡るなどして散逸したもので、一部は現在も米国シアトル美術館が所蔵している。今回戻る事となった襖絵は、狩野派の絵師である狩野孝信の作と言われる「群仙図」20面のうち4面と「琴棋書画図」20面のうち2面で、米国のオークションに出品された物であるが、落札者が匿名で竜安寺に寄贈した。






龍安寺から、また きぬかけの路 を歩いて10分ぐらい。仁和寺へ。

仁王門では”阿吽”がお出迎え。







仁和寺は広〜い

























皇族との関係が深いので何かときらびやか。











天気が良かったので明暗くっきり。







御室流華道の家元ということで、お花も生けられている。








五重塔。大学生3人は、「そうだ、京都に行こう」キャンペーンの曲をず〜と合唱していた(笑)







金堂




金堂の瓦に孔子様か?ちょっとユーモラス。
















さて、昼ご飯。今回の旅は我々にしては”食”が結構地味。だけど、この昼食だけは”力”を入れた。
ミシュランガイド京都・大阪・神戸〈2011〉で1つ星を獲得したHANA吉兆へ。

仁和寺からバスで金閣寺まで戻り、車で20分ってところ。







8000円の松花堂弁当をいただきます。(弁当と言っても、お通しや椀物、お刺身なども付いてました)
全体的に、京都らしく”非常にお上品”なお味。器も美しいし。
ただし、一品"旨い!"というものがあれば良かったんですが。

























HANA吉兆から歩いて建仁寺塔頭、禅居庵へ。
理由はわからないが、イノシシを異常にフューチャーしたお寺。ちなみに私、亥年生まれ。

















妙に優しげな目....











そんなに、集まらなくても良いのに....




そして、終わってみればこの度のメインイベント、建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninjiへ。(もともと訪問予定には入っていなかったのだけど....)

・「建仁寺 - Wikipedia

建仁寺(けんにんじ)は、京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派大本山の寺院。山号を東山(とうざん)と号する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は源頼家、開山は栄西である。
京都五山の第3位に列せられている。俵屋宗達の「風神雷神図」、海北友松(かいほうゆうしょう)の襖絵などの文化財を豊富に伝える。山内の塔頭としては、桃山時代の池泉回遊式庭園で有名であり、貴重な古籍や、漢籍・朝鮮本などの文化財も多数所蔵していることで知られる両足院などが見られる。また、豊臣秀吉を祀る高台寺や、「八坂の塔」のある法観寺は建仁寺の末寺である。寺号は「けんにんじ」と読むが、地元では「けんねんさん」の名で親しまれている。なお、よく日本最初の禅寺と言われるが、これは間違いで博多の聖福寺が最初の禅寺である。

京都最初の禅寺、ということで非常に立派なお寺。




偶然、和尚さんが案内してくださるとの放送が入る。
お話によると、普段はお客さんに説明して案内することはないのだけど、今日は時間があったのでご案内くださるとのこと。
年は若い(30代かな)のだけど、非常に話上手。
禅の教えを交えながら決して難しい話にはならず、感心しながらお話を伺う。非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

法堂天井画「双龍図」9年前、小泉淳作氏が創建800年を記念して描き上げた。
出来て9年とは思えない、重厚なでき。しばし眺める。








方丈とは寺院の住職が生活する建物。明日、見に行く東福寺で使われている「方丈」の書体をまねて書かれているとか




潮音庭




ダウン症の女流書家 金澤翔子書く、風神雷神








キヤノンによるデジタル複製。
キヤノンの名前の由来はWikipediaでは↓のように紹介されているが、和尚さんの説明では、キヤノン創設者が建仁寺の当時の住職さんにカメラを見せた際、「観音様のようですな〜」と言ったところから...と。
まあ、どちらが真実かはわかりませんが、キヤノンと建仁寺は深い繋がりがあるようです。
・「キヤノン - Wikipedia
キヤノンの前身は、1933年に創立された精機光学研究所[9]。観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちから、同年発売予定の精密小型カメラを「KWANON」(カンノン)[10]、そのレンズを「KASYAPA」(カサパ)と命名した。KASYAPAは、釈迦の弟子のひとりである迦葉に由来している。なお性能が良すぎて「光だけでなく音まで観える」という意味も兼ねている。








だるま。




首元に”心”という漢字が表現されている。




○△□は庭のデザインにも使われており、一つのキーワードとなっている。
宇宙の根源的形態を示し、禅宗の4大思想(地水火風)、○(水)△(火)□(地)を表すという。




雲龍図、京都文化協会・キヤノンによって高精細デジタル複製されたもの。




境内で、NHKが作成した「日本画家・小泉淳作 双龍図への挑戦」が放送されている。
これを見ると、もう一度、双龍図が見たくなったのでもう一度法堂へ。やはり素晴らしいパワーでした。



















現在、開山栄西禅師八百年大遠諱の記念事業の一つである大方丈屋根の葺き替え工事が行われている。
木を使った、足組は今時非常に珍しいとのこと。




いろいろ、感心した建仁寺。禅の教えについては別に書きたいな〜なんて思いながら....
あらゆる煩悩が詰まった、祇園へ。








奥さんのリクエストで甘味処へ「京都祇園 甘味処ぎおん楽楽」。
あんみつ好きの奥さんはやっぱり、あんみつ。



私が頼んだコーヒー。お味は普通。だけど、とってが持ちにくい....




さて、ホテルに戻り。温泉へ....「アパヴィラホテル<京都駅前>(アパホテルズ&リゾーツ)」ヴィラとかシゾーツいうから温泉は
無理でも大浴場があると思ってたんだけど無し。

そうそう、昨日、京都タワーの下を通ったときに地下3階にタワー浴場なるものがあると書いてあったじゃないか。
というわけで、タワー浴場へ。

・「京都タワー 〜タワー大浴場〜








結構、レトロな感じの浴場でした。
スーパー銭湯のような最新の設備はないけれど、お湯は結構よかった。ちゃんとサウナもあったし。
1時間程まったりして晩ご飯へ。
目をつけていた 楽膳へ行ってみるが、満席。
街をブラブラしてみるが適当な店が見つからず京都駅伊勢丹に入っている焼き鳥屋さんで一杯。
気分良く、ホテルに帰って就寝。

お休み〜京都タワー




第1日目のレポート第2日目のレポート第3日目のレポート

PENを持って京都に行こう 1日目

2/3から二泊三日で、京都に行ってきたのでレポートです。

第1日目のレポート第2日目のレポート第3日目のレポート

結論を書いておきますと、2月、平日の京都観光は(天気が良ければ)最高!です。
なんといっても空いてますからね〜。特に今回は非常に天気が良く、気温も高かったので言うことなしでした。

■日程

【1日目・2/3】
吉田神社の節分祭にいく。
18:00 大阪〜 19:00 京都〜吉田神社

【2日目・2/4】
9:00金閣寺〜龍安寺〜仁和寺〜昼食(HANA吉兆)〜建仁寺〜おやつ(京都祇園 甘味処ぎおん楽楽)〜夕食(京都駅ビルで焼き鳥)

【3日目・2/5】
8:00スマート喫茶店〜泉涌寺〜東福寺〜赤尾屋〜昼食(SPICE CHAMBER|スパイスチャンバー)〜おやつ(紫野和久傳 堺町店)〜17:00 大阪

■宿泊
アパヴィラホテル<京都駅前>(アパホテルズ&リゾーツ)
アパヴィラホテル<京都駅前>(アパホテルズ&リゾーツ)は京都駅前でとっても便利。
そうそう、京都と言えば安宿から超名門旅館まで様々な宿泊施設がありますので、チョイスに困ると思います。
金額と交通の便を考えると京都駅周辺のホテルを選ぶととても便利です。
京都駅前は観光の足と成るバスの一大集積地であるため、どこに行くにも間違えがない!
情緒がないのが欠点ですが....効率よく観光したいな〜と思われる方参考にしてください。


■カメラ
以下の写真はOLYMPUS PEN マイクロ一眼 E-P1で撮影した物です。



■■■

2/3、節分。どういうわけか云われがあるか知りませんが奥さんの実家は、節分参りに吉田神社に行くことになっている。
結構、賑やかなお祭りらしいし、一度ゆっくり京都巡りもしてみたいという思いもあったので、節分にかこつけて、
二泊三日の京都観光に出かける事にする。

仕事終了後(この時期私の仕事はそれほど忙しくない)18:00 大阪出発、途中、吹田パーキングで買っておいた太巻きをがぶり。

平日木曜日の夜の高速は混むわけもなく非常に快適。
渋滞に遭わない京都。これはかなり新鮮です。

京都タワーがお出迎え。日頃、「京都にはタワーは似合わない」と思っている私だが、今回は”旅のシンボル”的な役割を果たしてくれた。




宿泊したアパヴィラホテル<京都駅前>(アパホテルズ&リゾーツ)はこの京都タワーの裏手にある。

ホテル横の、割烹もどきでおでんなどでお腹を整え、吉田神社に出発です。
京都駅バスターミナルから臨時バスがでている。ただし、臨時だけどノンストップではないので結構時間がかかる。20分ぐらいかな?

結構な人出。








吉田神社の節分祭、最も盛り上がるのは火炉祭。節分祭中参拝者が持参した旧い神札が積み上げ2/3の午後11時に火をつける。

火炉祭は当日午後11時より行う
本社の三ノ鳥居前に直径5m高さ5mもの巨大な八角柱型の火炉を舗設。節分祭中参拝者が持参した旧い神札が積み上げられており、浄火を点じて焼上げる。その有様は盛観を極め、火焔天に冲する時人々が待ち望みし春(立春)が訪れるのである。
参拝者には、その炎が無病息災をもたらし新春の幸運を授けると言われる

これが、火炉。まだ11時には時間があるので、旧い神札が積み上げられている状態。








“だるまみくじ”なるものを買ってみた。大きなだるまから子だるまをひろう。








おしりからくじを出す。




「ちゅ〜と半端やな〜」という声が聞こえそうな「半吉」




なかなか、屋台は充実していて鮎を焼いていたりする。




賑やかな屋台達。夜が遅いためか子供が少なく落ち着いた感じ。大阪の屋台よりなんとなく余裕がある気がする。




神社に入る行列








吉田神社というのは、全国の神様がまつられている。



都道府県ごとにまとめて神様をまつっているらしい。




一回しして帰ってきたら丁度、11時前。いよいよ火炉に火が放たれる。




いや〜火も凄いが観客のカメラ(ケイタイ)も凄い。




もっと燃えろ〜




結構離れていても熱を感じる。




小腹が空いたので屋台を見て回る。
でも、11時過ぎると店じまいのところが多い。




厄除けの酒まんじゅうを食べたり、行列の出来ている「出町のタイ焼き」、そうそう写真を忘れたけど「手羽餃子」を食べる。
どれも、なかなか旨い。特に手羽餃子は、これがもっと温かかったら言うこと無いのに〜と残念に思うぐらい美味しかった。
最後に食べたラーメン。これもさっぱりしていて旨かった。




時間的な問題なのか、京都という土地柄なのか”大人”な感じのするお祭りでした。

帰りはタクシー。運ちゃんと話したところ、この時期にこんなに温かくて天候が安定しているのは珍しいと。
確かに、それほど寒くなく勿論雨も雪もなく快適。ホテルに帰ってバタンキュ〜

第1日目のレポート第2日目のレポート第3日目のレポート

2011/02/01

ソーシャルネットワークを見てきた。(感想など)

●ソーシャルネットワークを見てきた。(感想など)



1/28、話題のソーシャルネットワークを見てきたので感想をまとめておく。


・「ソーシャル・ネットワーク - オフィシャルサイト
・「ソーシャル・ネットワーク (映画) - Wikipedia

一言でまとめると、「素晴らしい脚本で”現在の成功”を描いた優れた映画だ。

素晴らしい脚本
主人公、ザッカバーグは天才である。天才であるが故にバランスを欠いている。
決して悪人ではないが、コミュニケーションがうまくとれない。思い込むと一方向に突き進んでしまう。
自分の発言や行動を相手がどう思うかは2の次、3の次に考えてしまう。
そんな彼の性質(性格というより性質)をオープニングでの彼女との会話(5分程度)で描ききってしまう。
彼女との会話で観客はいきなりそれを見せられ唖然とし、映画に引き込まれる。

天才と付き合うのは難しいなと。

矢継ぎ早で、整合性のとれない「会話」(頭が良すぎて会話がなりたたない)。整合性がとれていないにもかかわらず、主人公の正確な姿を観客は理解する。とても高度な脚本だと思う。

対比
ザッカバークという天才を、彼をとりまく様々な人々との対比によってストリーが組み立てられている

ザッカバーグ VS 彼女
天才 VS 世間一般
ザッカバーグ VS エドゥアルド・サベリン
スピード VS 地道
ザッカバーグ VS ショーン・パーカー
不変 VS 成功におぼれる男
ザッカバーグ VS ウィンクルボス兄弟
家族の不在・新時代 VS 家族・旧時代
ザッカバーグ VS 弁護士
自分のルール VS 社会的なルール

すなわち、ザッカバーグが現在の社会規範の”外側”にいることが解る。

かわらないザッカバーグ
そのため、成功を収めたザッカバーグは”何も変わらない”。
莫大な資産を得ても、垢抜けない服を着、新しい彼女を作るわけではない(それどころか、元カノに未練たらたら)
オフィスは立派になったが、成功前と同じように仕事に打ち込む。
成功→贅沢 という世間のレールにも乗らない。

成功の芽
これまでの企業人の成功談との差は、これまでの産業がコミュニケーションの上に成り立っているため、成功者はコミュニケーション能力に長けている必要があった。
ネット時代の到来により、その原則が崩れたように思う。

アイデア、それを実現させる能力があればとりあえず成功を芽吹かせることが出来る。
しかし、芽が花を咲かすには、この映画で描かれたように、コレまでと同じように多数の人々が複雑に絡み合う。コミュニケーションという栄養分と水を与えなければならない。
ただ、花が咲くスピードが今までと全く違う。
そのため、アイデアの勢いである程度のところまでいける。そして、勢いだけで進んだのためにいろいろな軋轢が生まれる。

そして、成功者の悲しみがそこに生まれる。

その他気になった事(結論はなかったりするけれど)

・「日本では”ない”」
1)このような成功が”ない”
何故、日本ではザッカバーグのような成功者が現れないのか?ソフトバンクの孫さん?、楽天の美木谷さん?成功者はいるけれど....なんか違う。何が違うんだろう。
2)「このような映画が”ない”」
まあ、ザッカバーグのような成功者がいないのだから、映画だって”ない”のだが....
主演は地味だし、CGだってない。3Dでもない。それでも、今を捕らえた面白い映画ができる。
だったら、日本でも似たような面白い映画をつくれるだろう...と思うけど、やっぱり作れないよな〜と思えてします。
何でだろう?

・ハーバード大はいろいろ面白い
ハーバード大が舞台であることもこの映画を面白くしているスパイスだ。
ビルゲイツ氏がさらっと講演していたり、歴然たる階級社会だったり、登場人物が五輪にでていたり....
まあ、私の通った大学(いや、どんな日本の大学とも)と別世界。

・家族の不在
ザッカバーグの家族が全く、登場しない。
脚本上の制約からなのか、実生活でもそうなのか、あるいは何かの象徴なのか....

・コミュニケーション能力に欠ける、ザッカバーグがコミュニケーションツールであるフェイスブックで成功するのが面白い。